BOUTONNIERE OF PINCTADA

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Boutonniere(ブートニエル)とは、フランス語でボタン穴を意味しますが、 メンズジャケットのラペルにあるホールのことを示しています。

結婚式で、新婦はブーケを持ち、新郎はブーケと同じ花を1輪ジャケットの左襟上部にあるホールに挿します。

元々、軍服をもっと楽に着るためにと現在の襟付きの形になったのですが、 このホールは第1ボタン穴の名残だそうです。

そこに花を挿す様になり、現在では「フラワーホール」と呼ばれ、 そこに付ける花飾りのアクセサリーをブートニエルと呼ぶようになりました。

近年このブートニエルは、フエルトなどの素材で表現されていますが、 PINCTADAは、白蝶貝や黒蝶貝、その他天然素材から厳選したブートニエルを皆様にご提供しております。

PINCTADAとは、白蝶貝の学術名。素材にこだわり、世界で唯一のアイテムをお楽しみください。

BOUTONNIERE PROCESS

貝ボタン工場見学

PINCTADAの貝アクセサリーは、貝ボタンで使用される白蝶貝、黒蝶貝を中心にハンドメイドで作られています。アクセサリーの原材料となる「白蝶・黒蝶貝」は真珠の母貝であるため、内側のきらめくパール層には真珠同様の美しい光沢があり、古来より装飾品(螺鈿、釦など)のパーツ素材に使用されてきました。

その人気は現代でも変わらず、天然素材の輝きは多くのファッションを愛する方々に満足感を与え続けています。 ここでは、そんな天然貝素材で作られるPINCTADAのブートニエルが、貝ボタン工場で作られる工程をご紹介します。

1)原材料の受け入れ

ブートニエルの材料となる母貝を仕入れます。(当店では主に、南シナ海方面の海域から仕入れております)その後、貝の選別を行います。

2)タブレットの作成

二枚貝である蝶貝の1枚を、ダイヤモンドのカッターでくり抜き、丸いタブレット状のパーツを作ります。

タブレットの作成

3)カッティング

タブレット状のパーツを手作業で、5花弁の形に削っていきます。
表面にカッティングの入っている商品の場合、その彫刻も1つひとつ、この様な切削機で削っています。

カッティング

4)研磨と艶出し

形が整ったら、グラインダーで表面を研磨します。
次に、木桶に塩酸・硫酸を入れた水溶液で1時間ほど回転させ艶出し
をします。最後に、ロウを付着させたモミや小麦と一緒に数時間回転させ、最終仕上が終了します。

研磨と艶出し

5)仕上げ

最後に、それぞれのパーツを2液性の強力糊で加工して仕上げます。世界で唯一の貝ブートニエルの出来上がり。
因みに、写真のフエルト製ブートニエルは、お客様のオーダー通りに色を組合わせて、オリジナルの1点へ仕上げます。

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商品のご案内

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